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お知らせ

2011年6月24日


レクロイ・ジャパンが東陽テクニカと共同でUSB3.0開発者向け無償セミナーを開催

【要約】

レクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都府中市緑町、代表取締役社長:原 直)は、来る8月30日に株式会社 東陽テクニカ プロトコルソリューショングループと共同で、USB3.0開発者向けに無償セミナーを開催すると発表しました。

【発表内容】

レクロイ・ジャパン株式会社は、株式会社東陽テクニカ プロトコルソリューショングループ(以下 東陽テクニカ)と共同で、USB3.0開発者向けに無償セミナーを開催すると発表しました。
レクロイ・ジャパン株式会社 代表取締役 原 直は、このセミナーの位置づけを次のように述べています。

「USB3.0はこれまで大変普及したUSB2.0の上位規格として、高速伝送を必要とする新しい規格です。これまでUSB2.0のホスト装置やデバイス装置を設計・製造してきたエンジニアにとっては、様々な新しい技術にチャレンジする必要が出てくるのは容易に想像できますが、具体的に何に留意すればよいのかということを知ることが第一歩になります。このセミナーはこのようなエンジニアにとって有益な情報になるようなカリキュラムを設定しました。」

株式会社東陽テクニカ プロトコル・ソリューション・グループ 課長 石井潤一郎は、このセミナーについて次のように述べています。「LeCroyの提供するトータルなUSB3.0ホスト・デバイスの評価解析ソリューションに加えて、賛同いただけるベンダー様により提供される各ソリューションはセミナーに参加されるデベロッパの皆様が、開発される商品の市場投入時期を的確に制御できるようにし、正しい方向へと導いてくれることでしょう」

【開発者の目線でカリキュラムを設定】

今回のセミナーの特徴は、開発者の目線でカリキュラムを設定したことです。一般的な機器開発工程において開発者は、まず部品の選定を行い、それを実際のシステムに実装します。次にそのシステムが要求仕様どおりに動作するようにソフトウェア開発を行い、最後に動作確認と相互接続のための検証を行います。

この一連の工程を、「デバイス選定」、「IP開発」、「ハードウェア開発・実装」、「ソフトウェア開発」、「コンプライアンステスト」とし、それぞれの中で実際にその作業に携わってこられた専門家を講演者として語っていただく設定としました。

【これからUSB3.0に取り組む開発者に必要な情報を提供】

USB3.0は、USB2.0とは大きく異なる点として、その転送速度の飛躍的な向上とその方式にあります。転送速度は、USB2.0が最高で480Mb/sであるのに対し、USB3.0は5Mb/sと10倍以上に達します。これにより特に実装方法は、高周波技術を取り入れる必要に迫られ、新しい試験仕様により試験方法はプロトコルベースの試験が必須になってまいりました。
これらの要素をコンパクトにまとめて、今後どのように取り組むべきかを考えることが、開発者にとってまず第一に取り組むことと捉え、その理解の一助になるような情報を提供いたします。

【セミナー概要】

開催日 2011年8月30日(火)
場所 株式会社 東陽テクニカ 本社セミナールーム
費用 無料
募集人員 60名(先着順)
申し込み方法
株式会社 東陽テクニカ プロトコル・ソリューショングループWebサイトで7月上旬から申し込み開始

申し込みサイト(7月上旬開設予定)

USB3.0開発手法セミナー スケジュール詳細はこちら

【株式会社東陽テクニカについて】

東陽テクニカは昭和28年の設立より「技術と情報」をキーワードに、最先端の「測るツール」を内外の電子計測器メーカより輸入し、日本の技術発展に寄与することを使命として、日本の研究者・開発者に提供してきました。「電子技術センター」における修理、校正、技術サポートや自社製品の開発、「テクノロジーインターフェースセンター」で行うお客様向けの各種セミナー・トレーニングなどの取組みは、400人を超える全従業員の8割を占めるエンジニアの技術力に裏付けられています。東陽テクニカはこれからも、「テクノロジーインターフェース」の使命を果たすべく努力してまいります。東陽テクニカに関する詳細は、http://www.toyo.co.jpをご覧ください。

【レクロイ・コーポレーションについて】

LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野において最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者に幅広く利用されています。LeCroy Corporationは45年間にわたり、革新的なテクノロジによって、特に波形解析において最高の評価を得てきました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠となっており、LeCroy Corporationの持つ技術が大きく貢献できると確信しています。LeCroy Corporationはニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置き、NASDAQに上場しています。詳細については、ウェブサイト(http://www.lecroy.com)をご参照ください。
なお、このリリースの内容は予告なしに変更されることがあります。

【お問い合わせ】

レクロイ・ジャパン株式会社
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング・センター 塩田豊文
Tel: 042-402-9400(代表) Fax: 042-402-9586
Email: [email protected]
http://www.lecroy.com/japan



 

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