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 2015年9月3日

MIPI M-PHYプロトコル・アナライザ「Eclipse X34」が
SSIC、MPCIe に加え、新たにUniPort/ UFSをサポート

テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社(代表取締役 原 直)は、MIPI M-PHYプロトコル・アナライザEclipse X34が新たにUniPort/ UFSをサポートすることを発表しました。当社はPCIe、NVMe、SATA Express等のプロトコル・アナライザの第一人者であり、多くの装置が開発や試験の現場で活用されています。これら高度な解析装置の使用によって、開発期間の短縮、高効率化、しいてはコスト削減に寄与しております。

テレダイン・レクロイのEclipse X34は、小型軽量で可搬性に優れ、様々な分野からの要求に応えられるよう多様な構成、拡張性を備えております。Eclipse X34 によって、SSIC、M-PCIe やUniPort/UFS規格による トラフィックの観測、捕捉、デコード及び解析が可能になります。

テレダイン・レクロイのEclipse X34は、High Speed GEAR1、GEAR2、GEAR3及びLow Speed G0-G7に対応し、単体で4 レーン、2台同時使用で8 レーン までの解析が可能になります。記録容量は単体使用時に4GB、メモリ・オプションにより32GBまでアップグレードが可能で、2台を連結すれば64GB まで使用可能となります。プローブはSMAコネクタ・ケーブル、マルチリードタイプ (半田付け)及びミッドバスを揃え、あらゆる場面に柔軟に対応します。

JEDEC UFS2.0はMIPI MPHY - UniPro (Unified Protocol) 上での動作を仕様としており、1 レーン 当たり 5.8Gbs (High speed Gear 3)、2 レーン までをサポートします。UniProはPHY Adapter、Data Link、Network、Transportの各層で構成され、UniPort/ UFSの開発設計に、高速シリアル解析やストレージ分野に経験豊富なテレダイン・レクロイが提供するEclipse X34 の大きな寄与が期待できます。

東芝 メモリ統括部 山川氏は次のように述べています。「開発者にとって、M-PHY、UniPort/UFSの開発を成功に導くにはEclipse X34のような機能性に富んだ解析装置が必要不可欠なものです。」

Uniport/UFS に対応したEclipse X34は、MIPIの規格に準拠した試験及び解析、デバッグツールとして提供されているオシロスコープ用アプリケーションUNIPROBusDと連携することができます。テレダイン・レクロイはさらに、エンド・ツー・エンドを通した規格適合試験の機能としてMIPIプロトコルを加えることになります。QPHY-MIPI-MPHYとQPHY-MIPI-DPHYは共にオシロスコープ上で走る自動コンプライアンス試験フレームワークQualiPHYを用いて、M-PHY及びD-PHYの送信器試験の実行と試験レポートの作成を自動で行うことができます。また、PeRT3はMIPI M-PHYをサポートしています。

 

オーダー・インフォメーション

製品名 仕様
Eclipse X34

MIPI M-PHYプロトコル・アナライザ、対応規格:SSIC、M-PCIe 、UniPort/UFS

Teledyne LeCroy Inc.について

Teledyne LeCroy Inc. は最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。Teledyne LeCroy Inc.が提供する高性能のデジタル・オシロスコープおよびシリアル・データ・アナライザ、多くの分野の電子設計技術者に幅広く利用されています。Teledyne LeCroy Inc.はニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置いています。詳細については、ウェブサイト(http://teledynelecroy.com)をご参照ください。
なお、製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。

この発表に関する問い合わせ先

テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング・センター
Tel: 042-402-9400(代表) Fax: 042-402-9586
Email: [email protected]
http://teledynelecroy.com/japan/

 

 

 

 

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