ニュース

 2020年3月31日

 

業界初の DisplayPort 2.0ビデオアナライザ/ジェネレータを発表

イリノイ州 エルジン発(2020年3月24日)–プロトコル・テストソリューションの世界的リーダーであるテレダイン・レクロイは、業界初のDisplayPort 2.0プロトコルテスト機器quantumdata M42dビデオアナライザ/ジェネレータの発売を発表しました。

DisplayPort 2.0は、最大帯域幅80Gb/s(1レーンあたり最大20Gb/s)のデータレートを提供し、DisplayPort 1.4の最大帯域幅32.4Gb/sをはるかに超えています。これらのデータレートは、リフレッシュレート60 Hzで最大16kの高解像度をサポートするため、AR / VRやゲームなどのアプリケーションに最適です。DisplayPort 2.0対応製品の設計者やテストエンジニアは、他のデバイスとの相互運用性を確認するためにquantumdata M42dビデオアナライザ/ジェネレータのテストソリューションの機能を利用できます。

テレダイン・レクロイのquantumdata M42dシステムは、新しいデータレートとラインコーディングでのソースおよびシンクテストの両方に加えて、LTTPRエミュレーションやPanel Replayなどの拡張機能をサポートしています。キャプチャアナライザ機能はメインリンク信号の詳細を表示することが可能です。また、AuxチャネルアナライザはAuxチャネルトランザクションをログに記録します。 DisplayPort 1.4の全てのコンプライアンステストが利用可能になり、DisplayPort 2.0リンクレイヤーコンプライアンステストが委員会によって定義された通りに追加されます。 M42dには、テレダイン・レクロイの最新のT.A.P.4テクノロジーに基づくパッシブプロービングが組み込まれています。 「パッシブプローブオプションを追加すると、デバイス間のAuxチャネルとメインリンクの非侵入型モニタリングが可能になり、DisplayPort 2.0が提供するより高いデータレートで特に価値があります」とテレダイン・レクロイのビデオ製品の製品マネージャーであるNeal Kendallは述べました。

「デスクトップPCやディスプレイからモバイルデバイスやウェアラブルデバイスに至るまで、家庭用電化製品はDisplayPortデジタルインターフェースが多く搭載され、より高いビデオ解像度とフレームレートを実現するため、仕様と製品開発の両方のためのテストツールをエコシステムが持つことが不可欠です。DisplayPort 2.0シリコンおよびデバイス向けの包括的なテストソリューションを提供するにはテレダイン・レクロイなどのVESA®メンバー企業の取り組みに依存しています」とDisplayPort標準とコンプライアンスロゴプログラムを開発および管理するVideo Electronics Standards Association(VESA)のエグゼクティブディレクター、Bill Lempesisは述べました。

詳細については、当社のWebサイト http://www.quantumdata.com/m42d.html にアクセスするか、Teledyne LeCroyアカウント担当者にお問い合わせください。

オーダー・インフォメーション

製品名 仕様
M42d DisplayPort 2.0ビデオアナライザ/ジェネレータ

quantumdata M42d 製品ページ(英文)

Teledyne LeCroy Inc.について

Teledyne LeCroy Inc. は最先端の測定、解析用途の計測機器を製造、販売しています。Teledyne LeCroy Inc.が提供する高性能のデジタル・オシロスコープおよびシリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは幅広い分野の電子設計技術者に利用されています。Teledyne LeCroy Inc.はニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置いています。詳細については、こちらhttps://teledynelecroy.comをご覧ください。なお、製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。

この製品に関する問い合わせ先

テレダイン・ジャパン株式会社
プロトコル・ソリューション・グループ
quantumdata製品担当:堀
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
Tel: 042-402-9402(直通) Fax: 042-402-9586
Email: [email protected]
https://teledynelecroy.com/japan/


ニュース一覧へもどる

ページトップへ