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 2021年1月29日

 

テレダイン・レクロイ、業界初の
64Gbps ファイバチャネル ファブリック・エクササイザを発表

SierraNet M648: ファブリックチャネルフレーム、
トラフィックジェネレーション、デバイスエミュレーションのサポートを開始

プロトコルテストソリューションのリーダー、テレダイン・レクロイ(日本ではテレダイン・ジャパン、社長: 原 直(はら ただし)) は、急速に拡大を続ける64Gbps ファイバチャネル(FC)エコシステムに向け、フレーム、トラフィック・ジェネレーション、デバイス・エミュレーションをサポートするSierraNet M648ファブリック・エクササイザを発表しました。このファブリック・エクササイザは、64/32/16GbpsFCネットワーク開発時の厳格な検証を可能にします。

高速FC ファブリックの世界は64Gbps 化に伴いNRZ(Non-Return to Zero)からPAM4(Pulse Amplitude Modulation 4)への移行が進んでいます。PAM4技術を用いた製品群、スイッチ、ホストバスアダプタやストレージアレイ等のファブリック・コンポーネントは高度で複雑な検証を経て世に送り出されます。即ちこれらを検証するツールは極めて重要で、今回発表するフレーム・ジェネレーションやトラフィック・エミュレーション機能は、開発各段階で必要とされる互換性の確認など、高度なFC検証を提供できる心強い必須のアイテムとなります。SierraNet M648ファブリック・エクササイザは以下の重要項目を提供します。

  • 16/32/64Gbps FCでのトラフィック・ジェネレーション
  • 自在なパターンによるフレーム・ジェネレーション
  • イニシエータ及びターゲット・エミュレーション
  • スピードネゴシエーション、トランスミッタ・トレーニング
  • FEC(Forward Error Correction)

「ファイバチャネルでのテスト、メジャメントソリューションは、私共のSANパートナーやエンタープライズのお客様が高機能ストレージファブリックを成功裏に進展させていく為のカギとなります。今回発表したテレダイン・レクロイ64Gbps ファイバチャネル検証機能により性能、信頼性、互換性それぞれの分野を徹底的に検証することが可能となり、私共のパートナーや顧客方でのGen7ソリューション開発や適用を力強く支えてくれるものと信じております。」とブロードコム、ブロケードストレージネットワーク部副社長Martin Skagenは述べます。
テレダイン・レクロイ、ゼネラルマネージャーMichael Romm は「ミッションクリティカルネットワークは、FC特有のデータ保存、移動に対する信頼度や安全性への弾力的な耐性に依るところが大です。SierraNet M648へのファブリック・エクササイザ機能付加は、私共がいかにFCエコシステムへの関与を重要視しているかの表れとなっています。」

オーダー・インフォメーション

製品名 仕様
SierraNet M648 64Gbps ファイバチャネル(FC)対応ファブリック・エクササイザ

SierraNet M648製品ページ(英文)

Teledyne LeCroy Inc.について

Teledyne LeCroy は高機能オシロスコープ、プロトコルアナライザのリーディングカンパニーです。製品性能や規格適合の検証、複雑化した機器のデバッグを詳細な情報を提供し支援します。1964 年の創業以来一貫して先進技術開発シーンの高度な要求に応え、みなさまの製品完成度向上に寄与してまいりました。米国ニューヨーク郊外、チェスナットリッジに本拠を構えます。
詳細はこちら( http://teledynelecroy.com )をご覧ください。なお製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。

この製品に関する問い合わせ先

テレダイン・ジャパン株式会社
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
プロトコル・ソリューション・グループ 塩田 豊文
Tel: 042-402-9402    Fax: 042-402-9586
Email: [email protected]


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