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2021年3月1日

テレダイン・レクロイ、業界初のMIPI M-PHY® Gear 5/ UFS 4.0
プロトコルアナライザ/エクササイザを発表
Eclipse™ M52: UFS/ UniProプロトコルアナライザ/エクササイザ
- Trace Validation™並びに規格批准試験装備
- Gear 5/ UFS 4.0へのアップグレード対応
プロトコルテストソリューションのリーダー、テレダイン・レクロイ(所在地: 東京都府中市、代表取締役: 原 直(はら ただし))は、M-PHY Gear 5、UFS 4.0に対応可能な Eclipse M52アナライザ/エクササイザ を発表しました。本製品は現時点ではJEDEC UFS 3.1、 MIPI UniPro v1.8及びM-PHY v4.1 HS-G4までの検証機材ですが、準備が整い次第JEDEC UFS 4.0、MIPI UniPro v2.0及びM-PHY v5.0 HS-G5への対応が可能になります。
UFS (Universal Flash Storage) を活用するスマートフォン、カメラを代表とするコンシューマエレクトロニクス製品に対しては常に高速化、低消費電力化、高信頼性が期待されています。これらの厳しい要求に最新のテクノロジー; MIPI M-PHY v5.0 Gear 5 (HS-G5)、JEDEC UFS 4.0が応えます。コンシューマ製品のストレージに最新UFS 4.0の導入を開始したデザイン並びに検証エンジニアは、Eclipse M52 アナライザ/エクササイザが提供する多岐にわたる機能を検証、規格適合、規格批准などあらゆる分野に活用できます。
Eclipse M52 アナライザ/エクササイザは他に例を見ない機能を持ち合わせています。
- Trace Validation™ - 高度なステートマシン・ロジックやトレースアルゴリズムを駆使したAI機能で、作業者への負担なくUFSパケット・レテンシーやUniProリンクスタートアップ・シーケンスなどの入り組んだリンク解析を実施します。
- SmartTune™ - イコライゼーション機能やEyeモニタは、検証時のシンボルエラーを阻止すべく、採取信号の最適化を図ります。
- コンプライアンス(規格適合)、コンフォーマンス(規格批准)検証に対しては、テストスイートが用意されています。
- ホストエミュレーションの為のトラフィック・ジェネレーションではエラー印加が可能です。
- ストレステスト – ランコントロールやAPIを使用し、速度、リンク幅、LUN、テスト項目ごとの昇順/降順/不順による繰り返しの検証が可能です。
- イベントビュー – UniPro及びUFS イベントビューはパケットリストウィンドウを備え、双方向トラフィックに発生するイベントを効果的に観察できます。
Eclipse M52 UFSプロトコルアナライザ/エクササイザ、現在はUFS 3.1、UniPro v1.8、M-PHY v4.1対応仕様としてお買い求めいただけます。話題のUFS 4.0、UniPro v2.0、M-PHY v5.0 HS-G5への対応は今年末を予定しております。詳しくは 弊社ウェブサイト でご確認ください。
オーダー・インフォメーション
製品名 |
仕様 |
Eclipse M52 |
MIPI M-PHY® Gear 5/ UFS 4.0プロトコルアナライザ/エクササイザ |
Eclipse M52製品ページ(英文)
Teledyne LeCroy Inc.について
Teledyne LeCroy は高機能オシロスコープ、プロトコルアナライザのリーディングカンパニーです。製品性能や規格適合の検証、複雑化した機器のデバッグを詳細な情報を提供し支援します。1964 年の創業以来一貫して先進技術開発シーンの高度な要求に応え、みなさまの製品完成度向上に寄与してまいりました。米国ニューヨーク郊外、チェスナットリッジに本拠を構えます。
詳細はこちら( http://teledynelecroy.com )をご覧ください。なお製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。
この製品に関する問い合わせ先
テレダイン・ジャパン株式会社
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
プロトコル・ソリューション・グループ 塩田 豊文
Tel: 042-402-9402 Fax: 042-402-9586
Email: [email protected]
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