主な機能と特長
- 12.5GS/sのサンプリング速度
(80psタイミング精度)
- 3GHzのデジタル信号リードで最高6Gb/sまでのデジタル信号捕捉に対応
- テレダインのミッドレンジやハイエンド・オシロスコープとLBUSインタフェ
ースを介して接続すると、高精度の同期運転が可能
─ WaveMaster 8Ziシリーズ
─ LabMasterシリーズ
- モジュール型オシロスコープ・システムLabMasterとSYNCインタフェースで接続
─ 最大65GHzのアナログ帯域までの超広帯域ミックスド・シグナル・ソリューションを構成可能
- USB3.1接続による高速のデータ転送
- 独自のQuickLinkプロービング・システム
─ 困難なプロービング点にも簡単に接続できる
23cmのリードがついた差動ソル
ダーイン・チップ
─ 優れた性能を確保する非常に軽い負荷効果
─ テレダイン・レクロイのWaveLinkアナログ差動プローブにも使える
自由度の高い8GHz帯域のプローブ・チップ
高感度と高速サンプリング
HDA125は、最大18チャンネル同時にデジタル信号を12.5GS/sで捕捉し、高速信号評価ができます。しかしながら、サンプリング速度の問題は、高速組み込みシステム評価でしばしば直面する課題の一つに過ぎません。もう一つの課題は信号振幅の問題です。HDA125高速ミックスド・シグナル・オプションは、これらの課題に対して超低負荷効果と業界最高の感度(最小振幅150mV)を提供します。さらに独自のヒステリシス調整機能と、他のソリューションと比較して3倍の精度のスレッショールド・レベル設定により、最も精密なスレッショールド・レベルの調整が可能です。
独自のプロービング・ソリューション
高速組み込みシステムの試験で最も困難な課題は、単純に被試験システムから信号品質を十分保ちながら、どのように信号を取り出すかということです。HDA125は、高い信号品質、簡単なテストポイントへのアクセスを実現し、デジタル信号捕捉とアナログ信号捕捉を容易に切り替えられる高い信号品質、簡単なテストポイントへのアクセス、デジタル捕捉とアナログ捕捉の相互切り替えを可能にするテレダイン・レクロイの革新的なQuickLinkプロービング・リードに対応して設計されています。
同期捕捉とクロス・トリガ
HDA125は、テレダイン・レクロイのオシロスコープとLBUSまたはChannelSyncインタフェースで接続され、デジタル・チャンネルは、ミックスド・シグナル・ソリューションとして、アナログ・チャンネルと同じタイムベース精度、同じトリガ・タイミングで捕捉されます。USB3.1インタフェースは、捕捉したデジタル・データを高速でオシロスコープに転送することができます。外部接続のソリューションなので、既存の複数のオシロスコープで共通に使うことができるため、高い投資効果が得られます。
広範な信号表示のためのコマンド・バス捕捉
組み込みDDRインタフェースの基本的なデバッグと検証は、一般的にはクロック、データ(DQ)とストローブ(DQS)信号のアナログ的な側面を解析します。テレダイン・レクロイのDDR解析ツールは、このアプリケーションでは業界のリーダー的存在になっています。しかしながら、検証作業が、より複雑になり、問題の同定により深い理解が必要になると、DDRコマンド・バスの状態でトリガをかけ、捕捉して表示することで非常に大きく貢献します。HDA125は、コマンド・バス信号捕捉を既存のテレダイン・レクロイのツールセットに追加し、抜群のメモリ・バス解析機能を提供します。
強力なバス解析機能
HDA125を接続すると、DDRデバッグ・ツール・キット独自の「BusView」機能が利用できます。これは、テレダイン・レクロイの強力なバス解析機能をDDR解析に追加します。ボタンをタッチするだけで、バスのアクティビティを表形式で確認し、特定のイベントをタッチするだけで、波形をスクロールして特定のイベントを表示し、時間相関のあるアナログ波形を示します。直感的なカラーコード化し、波形に重ね書きした注釈は捕捉した波形の興味のある部分を容易に認識することができます。
DDRのコマンドでトリガ
コマンド・バスの特定のステートでトリガがかけられるので、DDRの信号品質が迅速に理解をでき、かつてなかった強力なツールになります。HDA125のロジック・トリガは、DDRデバッグ・ツールの直感的なセットアップと賢いソフトウェア・クロス・トリガと一緒になって、究極のDDRトリガ・システムとなります。リードとライト・バーストの重ね書き表示により、捉えにくいシグナル・クオリティの問題を簡単にすばやく捉えることができるので、信号の検証をより深く行うことができます。
ページトップに戻る