CA10は、サードパーティ製の電流センサをテレダイン・レクロイ製オシロスコープやモータ・ドライブ・アナライザで簡単に使用出来るようプログラムし、カスタマイズができる電流センサ用アダプタです。CA10は、接続する電流プローブのゲイン/減衰率を自動的に補正し、アンペアを単位として表示するようにプログラムすることができるので、簡単に使用できます。CA10を用いると、サード・パーティ製センサをテレダイン・レクロイ製プローブと同じように自動認識して使用することができます。
CA10 ProBus 電流センサ・アダプタに接続されたDanisense製電流センサとCA10に接続可能なピアソン製電流センサおよびPEM-UK製ロゴスキ・コイル
幅広い電流計測
CA10 ProBus 電流センサ・アダプタは、多様なサード・パーティ製電流センサをテレダイン・レクロイ製オシロスコープやモータ・ドライブ・アナライザを簡単に接続することができるため、幅広い電流計測を可能にします。一度CA10をプログラムすると、サードパーティ製電流センサはテレダイン・レクロイ製プローブと同様に利用することができます。
【利用可能なセンサ】
- ピアソン製電流センサ
- Danisense/LEM製電流センサ
- PEM-UK ロゴスキ・センサ
- 従来からの電流トランスなど
カスタマイズ可能
CA10に接続する電流センサに必要なシャント抵抗や帯域フィルタなど部品を追加することができます。CA10は、帯域制限フィルタを利用して帯域を200MHzあるいは20MHzに設定するようにプログラムすることができます。
簡便操作
プログラムは、直感的で簡単に行えます。一度CA10を設定すると、テレダイン・レクロイ製オシロスコープやモータ・ドライブ・アナライザがサードパーティ製センサを認識して正しいスケールに自動的に合わせます。このことにより、接続するたびにスケールを設定する手間を省き、設定ミスを防ぎます。
CA10のカスタマイズ
シャント抵抗や帯域フィルタの部品をCA10に追加することができます。部品を追加する為に必要な回路図をここに示します。CA10は出荷時にはL1には0Ω(シャント)が装着され、他の部品は装着されていません。注意:電流トランスの二次側を終端しないままに電流を計測すると、大きな電圧が発生することがあります。もしも、CA10に二次側がオープンの電流トランスを接続する場合は、適当な値の終端抵抗をCA10に装着してください。回路のカスタマイズするには、テレダイン・レクロイのウェブサイトからCA10ProBus電流センサ・アダプタのマニュアルをダウンロードして参考にしてください。
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