PCI Express プロトコル自動テストツール

PCI Express における完全なオートメーションテスト

  •  

Teledyne LeCroy はPCI Express ルートコンプレックスとエンドポイントデバイスのための自動テストツールを提供します。自動テストツールはPCI-SIG が策定したPCIe 仕様書で規定している範囲で、リンクレイヤおよびトランザクションの試験を行うことができます。 
テストはTeledyne LeCroy のPCIe テストツール「Summit シリーズ」を使用して行います。ルートコンプレックスの試験にはSummit シリーズ・プロトコルアナライザと、Summit シリーズ・プロトコルエキササイザを使用します。エンドポイントデバイスの試験にはSummit シリーズ・プロトコルアナライザと、Summit シリーズ・プロトコルエキササイザ、ホストエミュレーション・プラットフォームを使用します。 
試験は2.5 GT/s,5 GT/s,8 GT/s の転送レートに対応し、レーン幅もx1,x2,x4,x8,x16の全てに対応しています。


概要 

  • テストを行いたいアドインカードかシステムボードを準備します
  • それぞれの試験のPass,Fail の結果とテストログを表示します
  • エラーが発生した場合、ハイパーリンクによりトレースデータ中の該当箇所に即座にジャンプすることができます
  • 自動でテストを実行しログファイルを記録します
  • スクリプトエディタを使用してテスト内容、シナリオを変更することができます


特長 
  • PCIe 1.x,2.0,3.0対応
    8 GT/s を含むPCI Express の全てのデータレートに対応
  • x1,x2,x4,x8,x16対応
    全構成での検証を可能にするため全てのレーン幅でのテストが可能
  • ルートコンプレックスとエンドポイントデバイスの両方をサポート
    全てのPCI Express システムのパフォーマンスを検証
  • 600を超えるテストケース
    PCI Express の多くの要素について検証可能
  • テストスクリプトのカスタマイズ
    テストスクリプトは内容を編集することが可能
  • 試験のトレースデータを保存
    試験時のトレースデータを保存、結果を確認することが可能


4つのカテゴリでテストを実行 
  • リンクレイヤー
  • トランザクションレイヤー
  • ダイナミックイコライゼーション
  • LTSSM

 

ページトップに戻る

特長

  • 高いクオリティの相互接続性テストを通じて製品化に要する時間を削減 
  • プラットフォーム(Rootcomplex)とアドインデバイス(Endpoint)を共にサポート 
  • PCIExpress 2.0 とPCI Express 1.x のコンプライアンスを保証 
  • 2.5 & 5 GT/s をサポート 
  • x1, x4, x8, x16レーン幅のアドインカードをサポート 
  • ポータブル、ローコストで非常に使いやすい

PTCは下記のテストモードで動作します

  • Add-In-Card テストモード
  • Known Endpoint テストモード
  • トポロジシミュレーションモード
    (これらのテストモードはコマンドライン・インターフェイス、或いはPTC上のディップスイッチから制御できます。)

テストモード

Add-In-Card テストモード
Add-In-Card テストモード時、PTCはスイッチのような特性を持ちます。PCI Expressシステムとアドインカードの間に接続されます。
外部供給電源を使用します。このモードは、動作、機能のチェックを行うために使用されます。

Known Endpoint テストモード(KEP)
Known Endpoint テストモード時、PTCは既知のEndpointデバイスをエミュレートします。この場合のDUTはシステムボードになります。
PTCはテストを実行するPCI Expressシステムに装着されます。このモードは、システムとPTCカードの相互接続性をチェックするために使用されます。

トポロジシミュレーションモード
トポロジシミュレーションモードでは、外部アプリケーションからPTCを制御することより、トポロジツリーをエミュレートします。
このモードでは、Transactionレイヤパケット(TLP)をPTCからPCに対して、USB2.0リンクを経由して単純に転送します。このモードは、テストシステムのBIOSのコンプライアンスを評価すること、及びシステムがPCI Expressトポロジを正しく認識しているか、トポロジを正しく初期化できるかどうかをチェックするために使用されます。

コンプライアンステストライブラリ
PTCで使用できるコンプライアンステストライブラリについて、詳細な情報が必要な方はお問い合わせ下さい。

 

 

ページトップに戻る