パワフルなCATCトレース表示
他のLeCroy製プロトコルアナライザのようにSummit T3-8は、直観的に理解しやすくパワフルなCATCトレース解析ソフトウェアシステムの影響を多分に受けており、ユーザのPCI Expressトラフィック解析に貢献します。またLeCroy製PCI Expressプロトコルアナライザは高インピーダンス、非干渉プロービングテクノロジにより、測定対象のトラフィックへ影響を与えません。
Lane Swizzling(レーンスゥイズリング)
Summit T3-8は「Lane Swizzling」機能をサポートしています。これはプロトコルアナライザ側で記録するレーンの順番を変更することができる機能で、規格外のMid-Busプローブパッドのレーンレイアウトを行ったり、ボードの設計を簡単にすることができるようになります。 Summit T3-8はレーン配置を正しく、正確に表示することができます。その他にもソフトウェア機能として拡張エラーチェック機能やコンパクトトレース(同一のデータは一つにまとめることで膨大なデータ表示を見やすくする)機能、「シンプル」と「アドバンスト」の独立したレコーディングオプション機能など解析を助ける様々な機能が提供されます。
ビットトレーサ(オプション)
ビットトレーサ(オプション)はトラフィックのバイト単位での記録を可能にし、ロジックアナライザなどを用いた物理層のデバッグのフォーマットと、プロトコルアナライザの論理層のフォーマットを組み合わせ、一つのソフトウェア上に表示させることができます。「オートセンス・リンク機能」は異なるレーン幅をもつデバイス間のネゴシエーションをモニターすることができ、PCI Expressのマルチリンク動作の解析をサポートします。
ネットワーク接続対応
Summit T3-8は標準でイーサネットLANポートに対応しており、LAN経由で接続することによりユーザはプロトコルアナライザシステムを遠隔操作することができます(例えばクライアントソフトウェアをデスクトップシステムに導入し、リモートラボからプロトコル・アナライザの操作を制御可能)。
柔軟なシステム構成
Summit T3-8は〜x4もしくは 〜x8(2台のx8 Summit T3-8をカスケード接続することによりx16にも対応)のいずれか一方を選択することができます。用途や予算に応じて柔軟なシステムを構成することが可能です。さらには上位互換機能を持ちSummit T3-8のGen1/Gen2モデルのユーザが将来的にGen3対応モデルに有償アップグレードすることができます。
様々な環境で採用されているテレダイン・レクロイのPCI Express解析システム
プロトコルアナライザ解析ツールで長い間培ってきた経験をもとに設計されたテレダイン・レクロイのPCI Expressプロトコルアナライザは、PCI Express IPコア、半導体部品、グラフィックスカード、サーバー、ワークステーション、ブリッジデバイス、PCI Expressスイッチなどの多岐にわたる、PCI Expressテクノロジーを採用する機器開発や検証に広く採用され、利用されております。
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