将来のニーズに対応するカスタマイズ機能
新しい規格が制定されると、通常、特別な測定機能が必要になります。SDAには強力なカスタマイズ機能があり、MATLAB、Mathcad、Excel、Visual
Basic、その他の任意のプログラミング言語を使用して作成した、特別な測定機能やパラメータをSDAに組み込むことができます。これらの独自の測定機能は、SDAの他の標準機能と同様に使用できます。
カスタマイズ機能とオートメーション機能を使用すると、新しい規格に適した特別な測定機能を作成できます。上記のグラフは、Serial
ATAのジッタ検査機能をExcelスプレッドシートに組み込んで作成したものです。
レポート作成機能
LabNotebookは、レクロイのX-Streamオシロスコープに標準装備された、新しいレポート作成機能です。捕捉波形を保存し、波形画面上にコメントを入れて、任意のファイル形式に保存します。レポートをE-mailで転送できるなど、実験データのやり取りを効率よく行うことができます。
スタイラスなどを使って画面上の波形に手書きでコメントを記載し、レポートを任意のファイル形式で保存することができます。
レポート作成方法
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表示波形の全てを保存
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適当なオシロスコープの設定と波形を保存
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タッチパネル上でスタイラスなどを使って、画面に手書きまたはキーボードを使って画面にテキストを追加
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作成するレポートの保存形式を、pdf、rtf、htmlなどの中から選択
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保存したレポートを、印刷またはE-Mailで送信可能
これらの作業は、全てオシロスコープ上でできます。LabNotebookにより、エンジニアはレポート作成作業ではなく、十分に測定結果の考察に時間を割くことができます。
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