FAQ(よくあるご質問)
 

 

 
MATALBとオシロスコープの連携

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Q1. オシロスコープにXDEVを入れるとMATLABとの連携ができますが、Instrument Control Toolboxは必要ですか?

Q2. XDEVとInstrument Control Toolboxとの違いはなんですか?

Q3. オシロスコープ側からMATLABをコントロールすると何が良いのですか?

Q4. 多信号の取り扱いはできますか?

Q5. Simulinkのモデルにデータを送るにはどうすればいいですか?

Q6. MATABからSimulinkへデータを引き渡すときの注意は何ですか?

Q7. SLPSって何ですか?

Q8. SLPSを使うと何ができますか?

Q9. MATLABの組み込みをする時に、既存のmファイルは使えますか?

Q10. コマンドは難しいですか?

Q11. Simulinkのシミュレーションのリアルタイム性はありますか?
リアルタイム性の定義が難しいのですが、オシロスコープは基本的にデー

Q12. シミュレーション結果をアナログ出力できますか?

Q13. シミュレーションをオシロスコープで行う意味は?

MATALBとオシロスコープの連携

Q1. オシロスコープにXDEVを入れるとMATLABとの連携ができますが、Instrument Control Toolboxは必要ですか?

いいえ、XDEVをインストールすると自動的にデータの交換ができます。

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Q2. XDEVとInstrument Control Toolboxとの違いはなんですか?

Instrument Control Toolboxでは、MATLAB側からオシロスコープをGPIB接続またはイーサネット接続でリモートコントロールすることを目的としたものです。XDEVは、オシロスコープ側からMATLABをサブルーチンのように使うものです。なお、レクロイでは、ActiveDSOを使うことでMATLAB側からオシロスコープをリモート・コントロールするのに対応が出来ます。

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Q3. オシロスコープ側からMATLABをコントロールすると何が良いのですか?

オシロスコープの状態(波形取得中、演算中)などをMATLAB側で判断しなくてもすむので、データ転送のタイミング問題が簡易化されます。
MATLABのルーチンは、複数のものを組み合わせることもできますから、自由に機能の追加、変更が出来ます。

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Q4. 多信号の取り扱いはできますか?

はい、基本的なモジュールは2入力1出力ですが、MATLABの変数が全て同じWorkspaceに保持されるので、これを利用して複数入力複数出力が実現できます。

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Q5. Simulinkのモデルにデータを送るにはどうすればいいですか?

データはオシロスコープからMATLABに転送されますので、MATLABからsimコマンドを使ってSimulinkにデータを送ることが出来ます。

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Q6. MATABからSimulinkへデータを引き渡すときの注意は何ですか?

オシロスコープからMATLABに引き渡されるデータは電圧データのみの1次元ですが、Simulinkでは電圧データと時間データの2次元が必要なので、MATLABの中で1次元から2次元にして渡す必要があります。この時に正しい時間情報を与えなければなりません。

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Q7. SLPSって何ですか?

SLPSは、日本のサイバネットシステムズ社とPSpiceの開発元ケイデンス社との共同で、Simulinkの中にPSpiceの回路モデルを組み込むインタフェースのことです。概念はレクロイのXDEVに近いものです。

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Q8. SLPSを使うと何ができますか?

オシロスコープからMATLABにデータを送り、MATLABからSimulink、SimulinkからPSpiceにデータを送ることが出来るので、オシロスコープにPSpiceの回路モデルを組み込むことが出来ます。

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Q9. MATLABの組み込みをする時に、既存のmファイルは使えますか?

はい、既にお持ちのm-fileはそのまま使えます。但し、頭とお尻にデータをオシロスコープとやり取りをするコマンドをつける必要があります。

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Q10. コマンドは難しいですか?

XDEVをインストールすると、MATLABに対してWformIn1、WformIn2とWformOutという3つの変数が宣言されます。WformIn1にはファンクション・トレース内のSource1で指定した波形データ、WformIn2には同じムSource2で指定した波形データ、WformOutにはF1で表示すする波形データが連携しています。従って、頭にWformIn1およびWformIn2を使って波形データを読み取る文、InData=WformIn1のようなもの、最後に演算結果の波形データをWformOutに代入するようにWformOut=ResultとすればOKです。基本的にそれだけの操作で既存のm-fileが使えます。

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Q11. Simulinkのシミュレーションのリアルタイム性はありますか?

リアルタイム性の定義が難しいのですが、オシロスコープは基本的にデータを連続的に取り続けていませんので、信号の連続性という意味合いでのリアルタイム性はありません。しかしながら、Simulinkのモデルに入力された信号に対するリアルタイム性は完全です。オシロスコープで一旦波形を取り込んでしまっているので、演算の遅れによるリアルタイム性の問題はありません。オシロスコープで捕捉した時間の中に限れば、リアルタイム性は完全に確保されています。

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Q12. シミュレーション結果をアナログ出力できますか?

オシロスコープには、任意信号の出力機能がないので出来ません。例えできたとしても、上記の理由で信号の連続性が保てないので、そのアナログ信号を実制御系に戻して実験するような用途には使えません。

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Q13. シミュレーションをオシロスコープで行う意味は?

シミュレーション段階で、かなりのレベルの検証ができますが、実際の使用環境を完全にシミュレーションすることは難しいのが現実で、最終的には検証用のハードを作って実環境下での試験をしなければなりません。PC上のシミュレーションと検証用のハードの間に、実信号を利用したモデルの検証ができると、検証用ハードの作り直しといったリスクを軽減することが可能になります。

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